電通の過労死事件でブラック企業は見直されるのか?


クリスマスも終わり、いよいよ年末ですね。

今年も色々なニュースがありましたが、事件から1年たった今でも報道されている印象的なニュースがありますよね。

それは、大手広告代理店の電通で、当時24歳だった高橋まつりさんが過酷な労働環境によって、自殺で亡くなってしまったという事件です。

これまでマスコミを牛耳ってきた電通は、この事件の前にも、
・パナマ文書の報道
・オリンピック招致での賄賂事件での関与
・ステルスマーケティング
などなど・・・

これらの不祥事を隠蔽したり、あやふやにしてきたりしました。

今回は、自殺した女性の親御さんが訴訟という行動に出たことによって、大事になったという感じですよね。

◆会社ではなく、自分を責めてしまう心理

引用元:https://www35.atwiki.jp/kolia/

電通の過酷な労働環境は、1991年にも当時24歳だった男性を自殺に追い込んでいます。
このときも裁判は最高裁まで長引きましたが、電通が原告側に1億6800万円の賠償金を支払うことで決着しています。

それから20数年の月日がたち、今回同じような事件が起こっており、企業の体質はあまり変わっていないことが伺えます。

このような事件が起こってしまう理由として、

・過酷な労働環境による肉体的な疲れ
・パワハラによる精神的な苦痛、自己肯定感の喪失
・本人のプライド

があるのだと思います。

高橋まつりさんの事件が起こる前のツイッターを見ても、
「お前の残業は価値がない」「女子力がない」などと罵倒されていたという書き込みが見られます。

仕事が大変すぎて、お化粧や服装などに気を配ることができなくなってしまったのでしょうね。

一方、学生時代は学業もプライベートも充実していたという報道もされています。

ですから、肉体的・精神的な疲れだけでなく、
今まで積み上げてきたものが崩れてしまう不安や、自分が悪いんだという思い込みによって、
会社を辞めるという決断になかなか踏み切れなかったのでしょう。

◆氷山の一角である

このニュースを目にして、他人事ではないような気がしてしまう人も少なくなかったのではないでしょうか。

今回の事件によって、東京労働局や警察も大きく動いていますが、

それは電通という大企業だからこそですよね。

これが、もっと小さな会社だったら、果たしてこんなに国は動いてくれるのでしょうか?
本当に、納得がいくかたちで裁いてくれるのでしょうか?

という疑問が残ります。

外国人からの日本人への印象ナンバーワンは、「控えめ」でも「時間や約束を守る」でもなく、

「働きすぎ」だそうです。

私自身も、実感として、
ホワイト企業よりもブラック企業と呼べる労働環境の会社のほうが圧倒的に多く感じます。

時代はものが売れにくい時代に入り、
売れ行きが悪い会社は手っ取り早く削れる人件費を徹底的に削っています。
いつもギリギリの人数で仕事を回しています。

能力が高く何でも出来て、文句を言わず、しかも低賃金で働きまくってくれる人を求めています。
求人票に嘘を書いている会社も多く見受けられます。

これは愚の骨頂であり、
低賃金で働かせまくるということは、従業員の会社に貢献しようという気持ちを失せさせてしまいます。

人は、「お金」「信頼」「楽しいこと」「認められること」によって動きます。

今はネットで誰でも発言できる世の中ですから、SNSや掲示板で悪口を書き込まれ、炎上して会社の評判を落とす可能性も多いにあります。

会社の業績が悪いのであれば、根本的に改革をしなければなりません。

そう簡単なことではないでしょうが、あまりにも末端にしわ寄せが行きすぎているように思います。

末端にこそ配慮するのが、組織の繁栄に繋がるのではないかと思います。

電通だけでなく、日本全体の企業の労働環境が改善されるよう、願っています。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

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