平均年収の推移とお金の概念


日本人年収はどのくらいなのでしょうか。

お金は命の次に大切なものです。
他人が給料がどのくらいなのか、気になるものですよね。

そもそも、年収とは何なのでしょうか。

よく私たちが目にする平均年収のデータは大抵、「民間給与実態調査」という国税庁が毎年とっているものです。

年収は以下のように計算されています。

年収=源泉所得税+住民税+社会保険料+雇用保険料+手取り額

こう見ると、日本は非常に税金を徴収しやすいシステムですよね…。

◆右肩下がりで停滞する年収

国税庁の調査によると、年収は平成10年から右肩下がりに下がり続け、現在は停滞しているようですね。

このデータは、10代~60代までを対象としていて415万円という結果となっています。
私の感性としては、低いのかなと感じています。

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引用:http://nensyu-labo.com/heikin_suii.htm

まぁ、人件費は企業にとって最大ともいえるレバレッジですから、成長が低迷する経済において賃金が下がることは仕方のないことでしょう。

そもそも多くの人が働いているであろう株式会社は、第一に利益を上げるためにあります。
そして利益というものは、その名の通り、その利益は従業員でも顧客でもなく、株主のために上げるといっても過言ではありません。

かつて社会主義的に年齢が上がるにつれお金がたくさん必要になるから、給料が上がるという制度でしたが、これが限界に達していて、能力に応じて給料が増えていくようになり、そうしたい企業が増えているということですね。

当然これからも格差は広がるばかりでしょうし、ここで踏ん張らなければいけません。

◆求人が増えてるらしいけど…

「カラ求人」ってご存じですか?

その名の通り、求人を出しているけど採用していないということです。

なぜ、そんなことをするのかというと
・ハローワークでは無料で求人が掲載できるので、頼まれて掲載している。
・スーパーマンが現れるまで採用する気がない。

私も仕事を探していたときに、ハローワークの人に「ここはずっと求人出してるからやめたほうがいいよ」「ブラック企業だよ」とコッソリ言われた記憶があります。

そういった現実もあって、求人が増えているのに給与が上がらないというおかしな事態が起こっているのです。

◆お金はもらうものではなく稼ぐもの

「お金はもらうもの」これが今までの概念であったと思います。
しかし異常であったのはこの概念なのです。

高度経済成長以前の時代も、「お金は稼ぐもの」でした。
人間以外の他の野生動物だってそうです。自ら餌を獲得して生き延びます。

高度経済成長やバブルが起こった原因は非常に複雑ですが、日本が軍事用の物資を製造し、それによって外貨を稼いだことがきっかけと言われています。

それで豊かになってあらゆる分野が成長し、色々な会社が増えていくことによって、難しい仕事だけでなく単純な仕事をする人も必要となり、ほとんどの人が会社員となりました。
そして、「お金はもらうもの」という概念が誕生したわけです。

つまり、今の50代以降の世代のほうが異常ともいえるわけです。

「お金はもらうもの」という幻想が終わりつつある今、自らの知恵と人間性を磨き、「稼ぐ」という方向へいち早くシフトしていきたいものです。

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